新年早々 片道切符!(同期整流とは?)
交流を直流に変える方法としてよく使われるのがダイオードです。
さあ ダイオードって何? ですが、皆さん、LED照明はご存知ですよね。
LEDはLight Emitting Diodeの略です。Diode が皆さんを毎日照らしています。
ちょっと身近に感じたところでこのダイオードについてです。弊社技術ネタでも頻繁に登場しています。
※過去 技術ネタ参照↓↓
【今さら聞けない】ACアダプタ主要部品 ダイオード編 | 過去メルマガ一覧
電気回路の設計に携わっていない人にもLEDのように馴染みの深いダイオードですが、
今回はダイオードを使わずに交流を直流に変える方法を紹介します。
おさらいです。
ダイオードは順方向に流れる電気だけを通すという弁のような役割を果たします。
実生活でわかりやすく言えば、怖い話ですが一旦行ったら帰れません。片道切符です。
スマホで電車に乗れる時代です。切符も死語になりそうですね~ おっとと脱線しました…
それでは詳しく説明していきましょう!
ダイオードで交流を直流にするときには
この整流動作をダイオードではなくスイッチですることができるんです。
2つを違う目線でみると、こんな感じです。
ダイオードは電圧が順方向(+→-)になったときに導通し、逆方向(-→+)では導通しない
という動作を自動でしてくれます。
スイッチで整流するには常に監視し、外部からスイッチを順方向でON、逆方向でOFFにするという制御を
しなければならないので、ダイオードに比べてかなり面倒です。
それでも最近ではスイッチング電源にこの同期整流がよく使われています。
同期整流のメリット・デメリットは何なのでしょうか?
これについては次回に説明します。
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皆さまにとって2025年が素晴らしい年になりますように!!