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心配事の9割は起こらない

2024年09月19日
コラム


 
 
 
「心配事の9割は起こらない」こんな本がありました。
人の心配事はだいたい取り越し苦労って事か。
 
 台風10号の影響で全国各地に甚大なる被害が出ました。
被災されました方々に心よりお見舞い申し上げます。
 
私の住んでいる地域でも、記録的な雨が何日間も続きました。
風はほとんど無かったんですが、雨の量が凄かったです。
そのことで、秋のお米の収穫がちゃんとできるかどうか、すごく心配でした。
以前このコラムでも書きましたが、私は少しだけお米を作っています。
ここ最近はお米不足が騒がれていて、ふるさと納税の返礼品はお米が人気らしいです。
ところが寄付をしてもなかなか返礼品のお米が届かないらしいです。困ったもんです。
(あ、私の家は他人事ですけどね。まだ昨年のお米が残っています。)
昨年がやや不良って感じで、収穫量が少なかったこともあって、今年は春の肥料を多くし、増収を試みたんです。
それが収穫予定日の1週間前にこの雨。
当初、天気予報はこんなに長く雨になるとは予想していなかった。
ところが三重県周辺に停滞し何日間も豪雨が降り続きました。凄い雨でした。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」と言うくらいかなり実っていましたから、
穂先が重くなっていた稲は全て倒れてしまい、更に田んぼには水が溜まり、
そこに穂先が浸かった状態になっていました。
この穂先が水につかるとどうなるか?ですが、これが最も恐れている事なんです。
長時間暖かい水(お湯)に浸かると、穂先に付いたまま発芽してしまうんですね。
そうなると、食用として収穫できなくなり、
家畜の餌などにしか利用できなくなってしまいます。
田植えをしてから4か月間、毎日のように水の調整管理をし、夏の暑い時期に畔の草刈りをしたりして、手間と時間をかけて
育ててきた「コシヒカリ」が収穫できない。できても食用に出来ない。
そんな残念なことはありません。とても心配しました。
そして収穫の日。
田んぼには少し水が残ってはいるものの、またいつもより時間は掛かりましたが、
何とか刈り取りが出来、収穫する事が出来ました。
最も心配していた、発芽もなく、それどころか春の肥料を増やしたお陰で、
量も多くなりました。
心配事の9割って事です。
 
と言う事で、今年収穫した新米を少しではありますが、抽選でプレゼントします。
詳しい応募方法については、次号メルマガにて掲載予定です。
私のお米だけでは足りないので、
同じ「伊賀のコシヒカリ」生産者の方にお願いして集める予定です。
昨年度も食味ランキングで最高の特Aを取得したお米「伊賀のコシヒカリ」を
是非味わってください。
 
 
 

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