マガジン

チームで結果を出す

2023年12月14日
コラム


 
 
 
 
「え!結果どうなった?」
 
先日、参加したスクランブルゴルフの話です。
 
毎年ゴルフ仲間とチームを組んで、地区の予選突破を目指して参加しているスクランブルゴルフ。
地区予選で上位に入れば、宮崎フェニックスで開催の全国大会に出場できる。
毎年宮崎でのプレーを夢見て挑戦しているのですが、未だ予選突破出来ず。
 
よくゴルフはメンタルスポーツであると言われます。
 
目の前に池がある。
グリーンが砲台で手前に大きなバンカーがある。
 
そう言ったロケーションによって、身体がうまく動かなくなったり、変な力が入ったりして、上手くいかなくなります。
 
人は池に吸い込まれるとか言います。
それがゴルフを難しくしている要因ですが、それが面白さでもあるんですね。
 
そしてゴルフは一人でするもの、自分一人でティーグランドに立ち、プレッシャーを感じながらショットし、
最後にパットを沈める。
 
孤独です。
 
ところがこのスクランブルゴルフはチームでプレーをするんです。
4人一組でチームを組み、ティーショットは全員が打ち、その中のベストボールを選択して、
二打目からもベストボールを選択。
一番いい同じ場所から全員が打つ事ができるルールです。
 
なので、グリーン上でチームで相談しながら出来るんです。
 
例えば、
 
最初に打つ人が少し強く打って転がりと方向を残りのメンバーに見せる
二番目、三番目とカップを狙っていく
 
とか。
 
誰も入らないと最後に打つ人はプレッシャーですけどね。
その代わり、カップインした時はチームみんなで大喜び。
だからでしょう、プレー中はあちこちから大きな歓声や喜ぶ声が聞こえます。
 
私たちチームも大きな声でハイタッチを何度もしました。
チームで考える。
チームでプレーする。
普通のゴルフとは全く違います。
 
ただ、ベストボールと言っても、一人に集中しないようになっていて、ティーショットは18ホール中、
一人当たり必ず最低4ホールを選択しなければならいルールになっています。
 
個人でなくチーム。
それが仲間意識を生み、大いに盛り上がる。
 
ゴルフにチームスポーツの要素が加わった、すばらしいスポーツです。
 
仕事も同じだと思うんです。
個の力も必要です。
でも一人じゃないうまくいかなくても、できないものを周りの人が補い、
それらが重なり合って束となり、大きな力となって結果が出せる。
そう言う事だと思うんです。
 
それには自己中ではいけません。
それどころか、自己犠牲の精神が要ります。
 
「one for all . all for one」
「一人はみんなの為に、みんなは一人の為に」
です。
ラグビーです。
 
結果を出すのは一人かも知れない。
でもその結果を出す為に関わった全ての人が協力し合う事でしか良い結果は出せない。
意見の違う人達が互いに尊重し合いながら正しい方向に進んでいく。
 
そして、リーダーは自分と違う意見の人に対して、
「でもね~」とか「って言うか~」とか「いやそれよりも」とかを言うのはダメ。
 
上に立つ人間は、しっかり意見を聴いた上で一旦、「なるほど」と受け入れて考える事が大事なんですね。
目標をしっかりと決め、それに向かってチームで取り組む事が良い結果に結びつく。
 
私は仕事もチームスポーツのように取り組みたいと思っています。
 
この意見、体育会系の発想なんですかね?
それ以外の方には受け入れられない?ですか?
 
ところで、スクランブルゴルフの結果ですが、上位5位まで予選通過がなんと6位でした。
今年もダメでした。
 
来年もう一度チャレンジします。
 
 
 

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