マガジン

納得できない税金

2023年09月14日
コラム


 
 
 
ガソリンの値上がりが止まりません。
レギュラー¥170/リットル → ¥180/リットル
もしかしたら¥200/リットルを超えるかも!
 
政府は元売りに対して補助金を出すその場しのぎ的な対策をしていますが、本当に一時的なものでしかありません。
 
皆さんガソリン税って知ってますよね。
1リットルあたり53.8円(ガソリン税28.1円とガソリン税上乗せ分25.1円)
これを下げずに補助金です。
 
更にこの訳のわからないガソリン税+ガソリン上乗せ税に消費税が掛けられている。
税金の2重取りです。
そもそもガソリン税上乗せって何?
 
この税金、電気自動車になったらどうするの?
ガソリン税の税収は年2兆2000億円。それだから、電気自動車が普及しないのでしょうか。
 
それは政府の仕業か。
EVやPHEVにほんの少しの、それも限られた補助金を出しながら、
もう一方でガソリン税の税収は減らしたくない対応。
 
ガソリン税の使い道は元々、道路の整備、維持管理に限られていたものが14年前の法改正で、一般財源へ移行されました。
普通の税収となった訳です。
 
電気自動車が増えてきたらガソリン税の税収は減ってくる訳だから、そうなれば新たな税金を作るんだろうな。
税収は減らす訳にはいかないし。
 
そうでなくても、自動車には重量税や自動車税など4種類の税金がかけられていて、ガソリン税を含めれば5種類なんだし、
少し税金を減らしたらどうなんですかね?
 
毎年の自動車税、車検時の重量税、車の購入時に支払う環境性能割、それと消費税、最後にガソリン税。
 
Co2削減とか言いながら、表向きではEVに補助金を出して推奨しているように見せておく。
その一方で、ガソリン税は減らしたくない。
 
車の環境性能割って税金を作っておきながら、温室効果ガス削減に消極的としか思えません。
やる気が全く見えません。
その場しのぎでしかないようです。
 
確かに家庭用の車は、この国の温室効果ガス排出量の2%程度でしょう、それでも意識の問題だし、先進国はもっと意識が進んでいますよ。
 
国は税収を減らしたくないし、そもそも車に対する税金の構図がおかしい。
 
これはもう自己防衛しかない!
 
と言う事で、うちの次の車はEVにしました。
 
 
 
 

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