ピークは一瞬!サイズもコストももったいない
ACアダプタの選定はどうしていますか?
例えば、〇社で出力DC5V、1.2AのDCモーター駆動を伴う製品を開発中です。
「モーターは起動時に一瞬だけ3A流れます。」という場合、
その一瞬でも流れる3Aの電流のため、定格出力DC5V、3AのACアダプタを選定されていませんか?
この選定だと前回メルマガに続き、「もったいない」 です。
弊社ではお客様から出力DC5V、3AのACアダプタが欲しいと要望がありましても、
DC5V、3AのACアダプタを紹介いたしません。
まず最終製品は何なのか?どんな使い方をするのか? を確認をいたします。
使用条件が、
例えば定格2Aを超え、MAX3Aのピーク電流が1秒、それが10分間隔で1日100回程度流れ、
それ以外はトータル1.2Aの電流が流れる条件とすると、汎用性、実績のある5V、2A品を紹介します。
弊社の【ピーク負荷対応ACアダプタ】ならばその対応は可能なのです。
ピーク対応することにより、形状が小型(例:当社サイズ KSW25C⇒KSW10C)になり、ケースサイズ、
基板サイズ、部品の容量も抑えられ、何よりコストが抑えられます。
もちろん5V、2A品(ピーク対応品)を推奨するにあたり、以下を実施いたします。
動作確認 | トランスが磁気飽和を起こさない磁束密度(※)を設定 |
恒温槽で高温バイアス試験を実施、動作不良が発生しないか確認 | |
安全性 | 製品の最大電流条件で異常試験を実施(異常時の安全担保) |
設計寿命 | 実際の製品の使い方(ピーク電流、動作電流)で寿命算出 |
ピーク負荷条件で使用部品の使用電圧・電流の確認 | |
検査 | ピーク電流を量産時に全数検査 |
(※)https://www.kamidenshi.co.jp/magazine/2067/
全数ピーク電流での検査をし、出荷いたしますので、ご安心してご採用頂けます。
また弊社のACアダプタは定格フル負荷で継続して使用できるように設計しております。
今回の例ですと、5Vで2Aの電流をずっと流し続けて使用可能です。
いつも定格負荷よりも余裕をもった仕様のACアダプタを選定されているようでしたら、
弊社で貴社の製品仕様に見合ったACアダプタを提案させていただきます。
モーター駆動装置や通信機器でオーバースペックのACアダプタをご採用のお会社様、
是非 弊社にお問い合わせください。最適設計品をご提案させて頂きます。