先日久し振りに妻とお寿司を食べに行きました。
もちろんお皿が回っている所です。
最近の円安によるものなのかどうなのか、10月より値上げするとのこと。
いやあ38年間も一皿¥100(税抜)が出来ていたことが凄い!
それでちょっと感じたんですが、ネタは少し小さくて、シャリはかなり少なくなったような?
食材が高騰する中、昔と比べれば原価率はかなり上がっているはず。
やっぱり多少は量で調整しないとネ。
最近の世の中は値上がりばかりです。
まだ値上げで済むならいい方で、我々の業界では物が入らないんです。
それでいて、注文はどんどん入ってくる。
ありがたいことなんです、ありがたいことなんですが、部品が揃わないもんですから納期が見通せない。
仮に部品が入ってもどんどん値上がりしてくる。
と言う事は、ご注文を頂いた時と部品を購入する時とでは、全く値段が変わってしまっていて、
赤字になってしまうこともしばしば。
赤字にならなくとも、相当苦しい状況となってしまっています。
更に今回の急激な円安はかなり堪えます。
円安はキツイ。
海外工場もすごくキツイ。
原材料の値上げは全く吸収できないところに最低賃金は年々上昇…政府は強気です。
日本では、食品の値上げが次々と発表されましたし、電気代はすでに高くなっていて、
ガソリン代もいっこうに下がる気配なし。
こうなってきたら本当に必要な物だけを買い、あまり必要でないものを買わなくなります。
例えば、携帯電話は新しいのが欲しいけど今のでも充分使えるから、とか、車にしても納期がかかるしで
しばらく買い替えるのを控えたり、電化製品も同じく買い控えが進んで景気がだんだん悪くなりそうな気配です。
物価上昇目標も結構ですが、これだけ急激なのでもいいんですか?
確かに、海外と比べても日本の物価は安すぎます。所得もあまり上がっていません。
そのうち近隣諸国に所得で抜かれるかもです。
昔、我々日本人はお金持ちだった時代とは違うのも分かっています。
でもちょっと急激すぎませんか?