先月、「運のいい人になるには」how-to みたいな事を書いたら、いつになく凄く反響がありまして、
次は何ですか?もっと教えてほしいと、たくさんの方にリクエストを頂きましたので、
調子に乗って今月も少しだけ書かせて頂きます。
実は先月のコラムを読んだ私の妻に、
「(2)の人の話は〜…って あなた出来てないわよ」と言われて
少し落ち込んでいるのですが、そこは聞かなかった事にして…
「今回はお金持ちは幸せか?」です。
私は若いころ、結婚、妻の出産、住宅ローン、そして車と、沢山お金が必要な時期がありました。
それから、子供の大学進学などもあって、間違いなく「お金持ちは幸せ」と思っていました。
それは自分が欲しいと思っている物などを我慢しなきゃいけなかったり、妥協しなきゃいけなかったりで、
我慢や妥協しなくて、家族や家庭の事も自分の欲しいものも買うにはお金が必要だと思っていたからです。
欲しいものが買えるのは幸せ。
物で豊かになるのは間違いないけれど、本当にそれで幸せでしょうか?
弊社の工場のあるインドネシア。
昨年度の国民一人当たりのGDPは約4,000 USドル足らずです。
日本は40,000 USドル、アメリカは63,000 USドル。
日本の10分の1。
この数字をみると、経済的に豊かではない国だと分かります。
ところが、街の若者や子供達はすごく明るく楽しそう。
そうです。お金がなくても幸せそうなんです。
多分、そんなに蓄えがあるとも思えませんし、一生懸命働いて、いい生活をしたいとも思っていないような感じの若者たち。
昼間から道端にバイクでたむろしたりして、働いてなさそうな人達が沢山います。
そう言うと、悪そうな若者が何か良からぬことを企てていそうな感じに思えますが、(日本では間違いなくそんな感じですよね)
そうではなくて、みんな明るい顔で、幸せそうなんですね。
時間がゆったりとしていて、物がなくても、お金がなくても幸せそうなんですね。
それって何なんでしょうね?
国民性でしょうかね?
私だったら不安でしょうがないです。将来の事。色々と。
お金を稼ぐことやお金持ちになるだけでは、人は幸せにはなれないと言う事なんです。
幸、不幸は、お金や、ましてや他人が決めることではなく、本人の気持ち「心」が決めること。
その人が幸せと感じればそれが幸せで、不幸だと感じればそれは不幸。
『この世の最大の不幸は、貧しさや病ではありません
誰からも自分が必要とされないと感じることです』
これはマザーテレサの言葉です。
人から頼りにされる人になりましょう。
その為には自分の得意分野を作り、周りで一番になることです。
それが自信になり、人から頼られる人になれると思います。
そうすれば幸せを感じられると思います。