最近の新聞広告を見ると、
土曜日には最近では見たことがないくらいの国内旅行の広告が入っている。
9月、10月、早いものでは8月の日程。
近いうちにGo−toトラベルが始まるのかと思う内容である。
これもワクチン効果なのか。
まん防に移行後、東京都では毎日少しずつ感染者が増えている。
再度の緊急事態もあるかも?
そんな中この広告は?
間違いなくこれらの広告はワクチンを接種した人向けなのだろう。
65歳以上の高齢者は接種が進んでいる。
64歳以下の現役世代には、まだまだ。
接種券すら届いていないところがほとんど。
そんな中、当社本社のある大阪市は6月下旬に現役世代に接種券を配布しだした。
かなり早い対応。
そして、大規模接種会場ではすぐに接種出来るほど、空きも目立ってきている。
ところがである。
空きがあるのは大阪市民のみが予約できる会場のみ。
大阪府民や他府県の人は自衛隊が設置した大規模会場のみ予約ができるのだけど、そこはいつも予約でいっぱい。
これはいったいどうなってんの?地域差がありすぎ。
大阪市民優先ってことなんでしょうか?
ある新聞によれば、この地域差は4ヶ月間にもなるとの事。
接種したい現役世代には、もっと接種できる場所を提供するべきでしょう。
なぜこんなにも差ができてしまうのか?
日本の人口は0.7%減となったそう。
そして地方から都会への移住も一層進んでいる。
そりゃそうでしょう。
今回の様な地域格差があればなおさら、都会へ都会へってなりますもん。
そう言えば最近、工場側での求人に対する応募者数が減っているのも分かる。
みんな都会へ行きたがるんだ。
政府は65歳以上は早く済ませて、64歳以下も早く接種できるようにとさんざん急かせて、
地方の行政は必死で体制を構築したのに、「ワクチンが供給できない」とはいい加減すぎ。
工場のある三重県名張市でも職域接種の申請をしていて、日程までも決まっていたのに、
いい加減な政府の対応によってワクチンが届かなくなり、接種日が未定となった。
今回の職域接種には、当社工場の従業員約90%以上が申し込んでいた。
「ワクチンを接種しましょう」じゃなく、しっかりと管理した、最低でも日程と数量を示して欲しい。
ちなみに7月2日現在、大阪市もワクチン不足となり、予約を2回目の接種者に限定されるもよう。
やっぱり!
「オリンピックか」