マスクが消えた。
そしてトイレットペーパーも…。
今やこの国はどこに向かっているのか。
スーパーでは缶詰やラーメン、そしてお米までも売り切れの店が出ている。
デマと言いながら本当に無くなったら困るものを買い漁っている。
「オイルショック」か?
タイムスリップした様だ。
いつの時代も人の心理は変わらないと言うことなのか。
ただ、今回はもっとひどい。
「マスク10枚一万円」
そんな出品がネットにあふれて社会問題となった転売行為。
自己消費以外での目的で買い占めることで、更に拍車が掛かってしまった。
オイルショック時代は個人での転売なんて出来なかったけど、
今はネット時代、誰でも簡単に売り買いが出来る。
みんなが商売人になれるのだ。
私も先日、オークションサイトで、「定価10万円!」「新品」のセーター1円スタートに釣られて2万円で落札。
めっちゃ得した気分で商品が届くのを楽しみに待っていた。
ところが到着したセーターを試着したところ、なんとサイズが小さい…。
ちゃんと表示サイズも確認したのに、手持ちの物と比べてもサイズがおかしい。
これでは着れないからと再出品したが、落札された金額は購入金額の半額以下。
たぶん、サイズの詳細や少し気になる部分の事などを詳しく記載した親切心が裏目に出たのだろう。
これだからオークション・フリマサイトは嫌なんだ。
「今ある不要なものも少しずつ出品するわよ」
と家内は言ってるけど、色々な思い入れがあったり、心を動かされたりして買った物が、
タダ同然の値が付けられて手元から離れていくのがとても寂しい。
「でも、今がチャンスよ!コロナで家にいる時間も長いから、ネットで物を買う人が増えてるでしょ」
ピンチはチャンス。
案外、家内は商売人なのだ。