先日、久しぶりに大学時代の友人に会った。
かれこれ30年ぶりの再会である。
きっかけとなったのは携帯へのメッセージ。
その日、当時共に下宿していた場所の近くに来たらしく、ついでに見に行って来た、とのこと。
急に懐かしくなって、私の携帯にメッセージを入れて来たのだ。
一瞬誰だか分からなかったのだが、下宿先の名前が書いてあったのですぐに彼だと気が付いた。
そういえば何年か前の年賀状に私の携帯番号を書き入れた事があった。
だから、メッセージだったんだ。
当然、「久しぶりに会うか?」となって、
同じ下宿の仲間だった同郷の当時の友人も誘い、懐かしい街で夜通し飲んだ。
そして、一通り近況を話し合ったところでふと気が付いた。
好きな事も趣味も、当時とあまり変わっていない。
大きく変わったのは、髪の毛の色と量くらいか。
人生で一番楽しかった時期、人間形成された時期を一緒に過ごした友は、
30年もの長い間会わなくてもすぐに打ち解けられる。
何の遠慮もしないし、してくれない。
普通にあの頃に戻れた気がした。
ただ時折、会話の中に「第二の人生」なんていうフレーズが出て来ると、少し寂しい気持ちになった。
60歳を前に一度立ち止まり、昔を振り返る。
そう言う年齢になったんだなあ…と。
私はまだまだ振り返る事はしない。
先を見つめ、上を見て、毎日試行錯誤して行きたい。
時間に追われ、仕事に追われ…でも今はそれが楽しい。
毎日努力し続ける事、
歩む事をやめないでいたい。
ほんのちょっとでも前に進む。
ゴルフでも必ずタイトルを取ってやる!