先日社員の皆さんにアイデアを募集した。
アイデア募集というと、新製品や弊社で出来そうな物、それも自分で欲しいものや
「あればいい、あったらいいな」と思っているものを考えるのが一般的だし、
アイデア募集とはそういうものだと思うんだけど。
今回のテーマはそれとはちょっと違って
「時代が進んでも変わらない本質的なもの・こと」
今回募集を考えたきっかけとなったのが、
3/1日付の日経新聞に掲載されたJALのこんな広告だった。
AIだって憧れる仕事 2038
20年後の今日 AI(人工知能)が人間に代わって
従事する職業は多数あると予想される。
エアラインで働く女性はどうだろう。
AIは本能を持たない。
人間が本能で感じる「快」「不快」の領域で
AIは人間にかなわない。
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先月号のコラムに私が書いた「より添う気持ち」みたいだけど。
AIが進化して効率が良くなっても、人は体に必要な栄養剤だけを飲んでるとは思えない。
やっぱり美味しい物が食べたいし、リラックスもしたい。
自分の愛する人達と楽しい時間を共有したい。
気の合う仲間と喜びを分かち合いたいと思うだろう。
その中にこそ「時代が進んでも変わらない本質的なもの」があると私は思っています。
世の中便利になっても、ムダを楽しむ「遊び・ゆとり」が必要なんです。
人の心は効率や便利だけじゃ満足しない。
そういうものの真逆にあるものが必要なんだと思います。
元々人間はムダが好きなんだろうか。
さあ、今日も打ちっぱなしに行ってきます。
これはムダではありません。だってボールは打ちません。
ゴルフ仲間とだべってるだけですね。
これって時間のムダ?